子どものアートスクールの選ぶときの8つのポイント
子どもをアートスクールに通わせたいと思った際、子どもにぴったりの教室を見つけるにはどうしたらいいでしょうか?
「家から近かったから」
「どこでもよかったから」
などの理由でとりあえず入会したものの、レッスンの内容が子どものやりたいことや能力に合っていなかったり、講師の性格や教育方針との相性が良くなかったりして、結局長続きせずに辞めてしまうことになるかもしれません。
時間とお金をかけて大事な子どもを通わせるのですから、せっかくならぴったりのアートスクールを見つけたいですよね。
ここでは、絵画教室の選び方について詳しく解説します。
絵画教室の対象年齢をチェックする
子どものアートスクールを選ぶ際には、子どもの年齢が教室の対象年齢に達しているかチェックしましょう。
幼児から通えるクラスがあるアートスクールもあれば、小学生以上を対象にしているアートスクールもあります。
さらに、年齢によってレッスン内容が異なる場合も多いため、子どもが何を学びたいのか、どんなことをしたいのかをしっかり聞き取った上で、子どもの年齢を対象にしている教室を選ぶと良いでしょう。
目的や習いたい内容にあわせて選ぶ
アートスクールを選ぶにあたって、目的や習いたい内容を明確にしましょう。
「大好きなお絵描きをめいっぱい楽しんでほしい」
「子どもの表現力をアップさせたい」
「将来は美術系の学校に進学させたい」
など、親御さんの希望もさまざまです。
目的に見合ったコースやレッスンがあるアートスクールを選ぶことで、特に身につけたい技術や表現力の向上に繋がります。
たとえば、小学校受験のために美術の知識や技術を伸ばしたい場合は、カリキュラムがしっかりと組んであるコースを選ぶことで、課題や受験対策レッスンなどを受けることができます。
さらに、絵の技術を向上させたい場合はデッサンを中心に学べるコースがおすすめです。
デッサンは絵の基本となるため、小さいうちからしっかりと学ぶことで、絵の技術の向上だけでなく観察力を身につけることが可能です。
親御さんの希望とお子さんの希望を擦り合わせ、子どもが前向きに楽しく通えるアートスクールを選びましょう。
レッスン形式もしっかり確認しよう
絵画教室によって、レッスン形式が異なります。
アートスクールのレッスン形式には、主に「長期」「短期」「自由レッスン」「個人レッスン」「グループレッスン」などがあり、レッスンの形式によって学べる内容やカリキュラム、授業スタイルが違うので、やりたいことや希望に合ったレッスン形式を選ぶようにしましょう。
じっくり時間をかけて基礎から応用、画材の使い方までしっかり学びたい場合は長期レッスンがおすすめですし、夏休みなどの長期休暇に合わせてその期間だけ通いたい場合は短期レッスンが向いています。
また、短期レッスンは、普段美術系に興味を持たないお子さんにとっても良い刺激になることが多く、夏休みの自由研究や工作のアイデアを得るきっかけにもなります。
さらに、カリキュラムの決まっていない自由レッスンは、本人のやりたいことを尊重してくれる教室が多いので、発想力や自主性を育てるのにぴったりです。
子どもの性格や目的、やりたいことなどを総合的に判断し、ぴったりのレッスン形式があるアートスクールを選びましょう。
講師との相性は体験教室でチェック
多くのアートスクールでは、入会前の体験教室を開催しています。子どもがアートスクールで学ぶ際、講師との相性は非常に重要なポイントになってきます。
体験教室では、実際の教室の雰囲気やレッスン内容、講師の指導スタイルや人柄などを直接体験・体感することができるので、お子様が安心して楽しく学べる環境下を見極めることができます。
子どもが自然と講師や教室内の環境に打ち解けることができれば、学習の効果も大きく向上するでしょう。
入会前にはぜひ体験教室に参加して、比較検討の上、入会する教室を決めることをおすすめします。
画材や材料の貸し出しがあるかどうか
絵画教室には、画材や材料の貸し出しを行っているところもあります。特に初めてアートスクールに通う場合、必要な道具一式をすべて揃えるにはお金もかかるしとても大変です。
そこで、アートスクールを選ぶ際のポイントとして、色鉛筆や水彩絵の具など基本的な画材の貸し出しをしてくれるかどうかをチェックしましょう。貸し出してくれる画材だけでは足りなくなった場合は、欲しいアイテムだけ買い足せば節約にもなりますし、画材を買うために歩き回る手間も最小限で済みます。
入会前に、どのようなものを貸し出してくれるのか、スクールのスタッフに確認すると良いでしょう。
入会金や月謝などの料金を確認
入会前に、入会金や月謝などの料金体系をしっかり確認しましょう。料金はスクールによって大きく異なり、コースの内容やレッスンスタイル、使用する画材や材料によって変化します。
さらに、月謝や材料費以外にも、年に一度の展示会参加費や特別なワークショップに参加するための料金など、その都度別払いで料金が発生する場合もあります。入会を決める前にすべての費用を含めた全体の料金を把握し、予算に合ったスクールを選ぶようにしましょう。
通いやすいエリアにあるかをチェック
通いやすいエリアにあるかという点は重要なチェックポイントです。遠いエリアにあると通いにくいため、続かない原因にもなります。特に長期的に通うことも視野に入れてアートスクールをお探しであれば、エリアを絞って選ぶと続きやすいですし、選びやすくもなります。
短期間だけのお考えでも、夏休みなどの長期休みを利用して通いたい場合は、お子様が一人で通える距離にあると便利です。お仕事で送り迎えが困難な朝や昼の時間帯に通うことができますので、時間の調整もしやすいでしょう。
希望の時間帯・曜日にレッスンができるかを確認
お子さんがほかに習い事をされている場合や、お仕事の都合上お迎えの時間帯が限られる場合、レッスンの時間帯や曜日は要チェックしておきましょう!
お子さんを対象としている教室の場合、比較的に通いやすい時間帯が多いです。しかし、ほかに習い事をされている場合は時間帯が被りやすいのでご注意ください。
また、小さいお子さんや遠方から通われる場合は、お迎えの時間帯についても確認しましょう。もし決まった時間にお迎えが難しく、希望の時間帯がない場合は、単発で授業が受けられるスクールがおすすめです。単発で授業が受けられるスクールであれば、忙しくない時期、お休みの日などご都合がつけやすい時期に通いやすいと思います。
子どもがアートスクールに通う魅力とは?スタジオパパパがご紹介!
子ども向けアートスクールにご関心を持つ親御さんが、近年増えてきているように感じられます。
幼稚園・保育園や学校に通う時間以外で、子どもに習いごとをさせたいと考えているご家庭が多いようです。
そこには、習いごとによってお子さんの「興味の引き出しを増やしたい」「一つのことに取り組む楽しさを実感して欲しい」といった親御さんの願いがあることと思います。
サッカーやピアノと並んで、アートスクールは人気の高い習いごとのひとつです。
本記事では、子どもがアートスクールに通うことで得られること・その魅力についてご紹介します!
また、下記記事もあわせてご覧ください。
子どもがアートスクールで学べること・年齢別にご紹介!
子どもがアートスクールで学べることは多岐に渡りますが、これは年齢別に異なってくるといえます。
ここでは、未就学児から小学校高学年までの子どもがアートスクールで身につくことを、各年齢に分けて紹介していきます。
子ども(未就学児)がアートスクールで身につくこと
幼児期に脳の構造の9割が育つと言われるように、3歳から6歳の未就学児のお子さんにとって、「手を動かす」ことは非常に重要なアクションです。
手を動かして周りの物に触れていくことで、筋肉が刺激され、神経→脳へ刺激が伝わり、脳の成長が促されます。
アートスクールの授業でクレヨンや絵の具、粘土などの素材に触れることでフレッシュな刺激にもなります。
更に、家とは違う空間でのびのびと自己表現する時間は、子どもの脳の成長を大きく促し、また自己肯定感を伸ばしていきます。
アートスクールによっては、子どもの知育を兼ねたカリキュラムを組んでいるところもありますので、気になった際には一度調べてみるといいかもしれません。
小学校低〜中学年の子どもがアートスクールで身につくこと
小学校低〜中学年の子どもは、幼児の時以上に明確に「〇〇がやってみたい!」「〇〇を描いて/作ってみたい!」と考えるようになってきます。
この時期にアートスクールに通い始めると、実験的に素材に触れながら道具の使い方を学ぶことができ、自分がやりたいことに対して、より建設的な発想が出るようになります。
やりたいことと、その表現の手段が分かるだけでも世界の見え方はクリアになり、創造力が膨らんで行きます。
子どもがやりたいことを実現できるアートスクールを選ぶことが重要です。
小学生の絵画教室の選び方はこちら
東京の小学生向け絵画教室について詳しくはこちら
小学生向けのコースについてはこちら
小学校高学年以上の子どもがアートスクールで身につくこと
小学校高学年以上の子どもは、興味の拠り所がはっきりとして、より具体的に「〇〇を作ってみたい!」「〇〇が上手くなりたい!」という意識が強くなります。
そういった時期にアートスクールで好きな絵の描き方や工作の技術を身につけたり、他の子どもと切磋琢磨しながら作品を作ることで自信が付き、自己表現に臆することが無くなるというメリットがあります。
また、もの作りを着想し、効率よく完成させるところまで自身で設計できるようになると、何事にも諦めずに立ち向かう忍耐力や、計画性を身につけることができます。
スタジオパパパには高校生以上が通える大人向けのコースもございます。
スタジオパパパは3歳から通えるアートスクール!子どもたちはのびのび制作していただけます♪
スタジオパパパは、それぞれの子どもの発達段階に合わせ、さまざまなことに取り組んでいただけるアートスクールです。
当記事では年齢別に「アートスクールで身につくこと」についてご紹介してきましたが、ここで、3歳の子どもから受け入れ可能なアートスクールとしてスタジオパパパをご紹介します!
なおこどもの美術教室に関する情報は下記記事でも特集しておりますので、あわせて御覧ください。
美術教室にこどもを通わせるメリットとは
楽しく通える美術教室についてはこちら
カリキュラムは一切なし!子どもたちが好きなことができるアートスクールです
スタジオパパパの一番の特色は、カリキュラムがないことです。
生徒それぞれが”やりたいこと”に向かって全力で取り組んでいただき、挑戦と失敗、成功を繰り返す中で自主性を育んでいただくことを最大の目的としています。
スタジオの雰囲気につきましては下記記事でもご紹介しています。
子どもたちがアートに使用する材料・道具は合わせて100種類以上!
また、スタジオパパパにある材料・道具は、全て合わせて100種類以上あります!
使える素材に数の制限はなく、子ども一人ひとりが自分の思いのままに手を動かし、自らを表現することができます。
また床から天井まで、教室のほぼ全ての場所を使って落書きすることも可能です!
子どもたちを見守るアートスクールの先生は芸大生(卒・現役)が中心!
スタッフは、藝大をはじめとしてほぼ全員が現役美大生・卒業生です。
スタッフ一人ひとりが豊富な造形経験からさまざまな提案をさせていただき、子どもたちに豊かな制作の場を提供することを心がけています。
また、スタッフの多くが専門的に画材や工具の使い方を学んできておりますので、お子さまがいざ「本物そっくりに絵を描いてみたい!」「おうちで使える棚を作ってみたい!」と思い立った時に、全面的に応援できるという点も大きな魅力です。
将来的に芸術系の学校への進学を視野に入れている方はこちらもあわせてご覧ください。
美大受験のデッサンレベルについてはこちら
美大受験の勉強方法はこちら
美術予備校に通うタイミングについてはこちら
子どものアートスクールはスタジオパパパ!
ここまで「さまざまな年齢の子どもにとって最適なアートスクール」としてスタジオパパパをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
スタジオパパパはカリキュラムが存在せず、豊富な材料・道具を使って制作していただく中で自主性を育んでいただくことができるという特色があるアートスクールです。
「うちの子はアートや工作に興味があるかどうかわからない…」といった場合でも大丈夫です。
スタッフとコミュニケーションを取りつつ、子ども一人ひとりのやりたいことを引き出し、授業の中で実現させていくこともできます。
もし興味を持たれて習い事にとお考えの方はこちらの記事もご覧ください。
また下記記事では、スタジオパパパに通う子ども達が作成した木工作品などを特集しております。
気になった方はぜひ、以下のURLからご連絡ください!