女子美術大学付属中学校に落ちた!【中学受験】
「女子美術大学附属中学校に落ちた…」
受験に落ちたという辛い結果に、気持ちとの向き合い方や今後の方針について悩む親御さんや生徒さんは少なくありません。
女子美術大学付属中学校は、国内でも人気の高い美術専門の私立中学校です。
毎年の受験倍率も非常に高く、美術に興味がある多くの方々が毎年受験に挑戦しています。
ただ、非常に人気の高い学校であるため、合格が難しい学校であることは明らかです。
当記事をご覧になっている方の中にも、入試に落ちたことで辛い思いをされている方がいらっしゃることでしょう。
しかし、女子美術大学付属中学校の入試に落ちた場合でも、気落ちすることはありません。
入試に落ちた後でも、気持ち次第で美術系の学校に再挑戦することも出来ます。
当記事では、女子美術大学附属中学校の入試に落ちた場合、どのように進路を考えるべきか、また入試に落ちたあとの気持ちの持ち方について、東京都のアートスクール・スタジオパパパがアドバイスさせていただきます。
女子美術大学付属中学校の校風や受験要項について
女子美術大学附属中学校の校風や受験要項について、これから受験を検討している方に向けて最初にご紹介しましょう。
女子美術大学付属中学校は、“美術教育を基幹としながらすべての教科、リベラルアーツを大事にしている、「知性」と「感性」を伸ばす”ことをモットーにしている学校です。
ICT教育や美術で英語を学ぶ「Art English」をはじめ、”常にこれからの未来に向けて教育を進める革新性”も注目すべき点でしょう。
そんな女子美術大学付属中学校の授業内容と受験要項について、まずはご紹介させていただきたく思います。
中高一貫でデザインや美術が学べる!校風や授業内容
女子美術大学付属中学校は、日本初の女子の美術学校であり、創立100年以上の歴史があります。
一人一人の個性を尊重し、明るい校風が特徴です。
学年間の交流も深く、女子美祭(文化祭)や体育祭等の行事の団結力は女子美術大学附属中学校ならではといえるでしょう。
普通教科に加え、美術の授業が年間140時間あり、総合学習ではスケッチ旅行や美術・芸術鑑賞もあります。
総合的に芸術を学ぶ機会が多いのが最大の特色です。
また普通の教科でも、美に触れる取り組みがあるのも特筆すべき点です。
受験の概要、偏差値について
ここで、女子美術大学付属中学の受験内容についてご紹介します。
まず、全部で3回受験日があり、併願して試験を受けることができます。
ですが、1回目よりも3回目のほうが倍率、偏差値ともに高くなるのがポイントです。
(合格後は以降の試験の受験は不可となります)
以下が、全三回の入試日と、それぞれの試験内容になります。
・第一回(2/1):2科・4科 選択入試
・第二回(2/2):女子美 自己表現入試(※)記述式と面接
・第三回(2/3):2科入試
※日程については公式サイトにて最新の情報をご確認ください。
女子美術大学附属中学校の入試では実技の試験はありませんが、第二回に「自己表現入試」という制度があります。
これは「テーマと予告文を展開した課題を記述する」試験であり、事前に知らされたテーマと、予告文を展開した課題を答案用紙に書くという内容のものです。
ちなみに2021年度のテーマは『私が考える未来』でした。
表現思考力を見る入試なので、文章の構成や語彙ではなく、課題に対する発想や想像力と、それをどう伝えるかの工夫などが評価点となっています。
また、同校の偏差値は52~62となっています。
女子美大学付属中学校に落ちた…そんな時はどうしたらいい?
女子美術大学附属中学校の入試で落ちた、そんな時はどんな気持ちでいたら良いのでしょうか。
女子美大学付属中学校の入学試験には、多くの美術好きの方が集まります。
競争率の高い受験ですので、中には「落ちた…」と不本意な結果となってしまう方もいらっしゃることでしょう。
落ちたことで気落ちして、辛い思いを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここで、女子美術大学付属中学校の受験に落ちた場合、どうすればいいか、私の考える対処法についてご紹介します。
気持ちを切り替え、新生活について考える
女子美術大学附属中学校の入試に落ちたことが分かった後、ひとまず、気持ちが落ち着くまで美術から離れてみる、全く異なるジャンルの事柄に挑戦することをお薦めします。
女子美術大学付属中学校を受験されたということですから、少なからず美術に興味がおありであると思います。
将来、アートに携わる職業に就くことを夢見ている方も多いかもしれません。
落ちたことで美術を好きな気持ちを否定されたように感じ、挫折に近い感情を抱いてしまうのも、また仕方のないことであるとも思います。
しかし、受験や進学はきっかけづくりの一つに過ぎないことも確かであり、(アートの学習においては)そこまで大きな意味を持ちません。
落ちたことでお辛いと思いますが、少しづつ気持ちを切り替え、リラックスした状態で「自分が好きな分野」や「挑戦したいこと」に再び目を向けていくことが、これからのあなたの進路を豊かに彩っていくことでしょう。
多感な時期であることと思いますので、とにかく目に入れる情報を増やして、ものを見る目を養っていくことを考えてみてください。
女子美術大学付属高等学校など、美術学校(高校)を狙う
ご自身の気持ちが落ち着いた後も、「美術が好き」という気持ちが続いているようであれば、女子美の高校を含む、美術系高等学校への進学を目指してみても良いかもしれません。
美術系の高校は全国に数ありますが、もし女子美の雰囲気に魅力を感じておられるようであれば、女子美術大学付属高校への進学をお薦めします。
女子美術大学付属中学校は、内部進学で多くの生徒が高校へと進学しますが、外部からの入学も可能です。
女子美術大学付属中学校の入試に落ちた場合でも高校でチャレンジできるので、落ちた後の気持ちが落ち着いた頃や進学先について考え始めた頃に、女子美への進学も検討してみてはいかがでしょうか。
女子美術大学付属高等学校はどんな学校?
ここで、女子美術大学付属高等学校はどんな学校かご説明させていただきます。
高校は女子美術大学附属中学校よりも専門的にアートを学ぶことができます。
授業内容や入試情報についてご紹介しましょう。
美術の授業は専門性の高いものになる
女子美術大学付属高校では、女子美術大学付属中学とは異なり、より専門的に美術を学ぶことが出来るカリキュラムが存在します。
高校2年生から美術は選択授業となり、絵画、デザイン、立体に分かれ、専門性の高い授業を受けることができます。
また、最近では高校からオンライン英会話を学ぶことができたり、積極的に外国人教員とコミュニケーションが取れるなど、中学校時以上に、よりグローバルに活躍できる素養を培うことができます。
入試で実技試験あり
また女子美術大学高校の入試では、中学受験の際には無かった実技試験があります。
入試に関するQ&Aを参照すると、約半数の生徒が中学校の美術の先生からの指導を受けていることが分かりました。
実技の対策として、画塾や美術予備校に通うことを考えてみるのも良いかもしれません。
女子美術大学付属高等学校の受験をスタジオパパパがサポート!
スタジオパパパでは女子美術大学付属高等学校をはじめ、美術学校の受験対策を行うことが出来ます!
女子美をはじめ、多数の美術高校・大学の入試対策の指導を行ってきた実績がありますので、美術学校を目指す生徒さんをサポートいたします。
ここでは、スタジオパパパのスクール情報や過去の合格実績をご紹介します。
当スクールは女子美(高校)など、美術学校の合格実績があります!
スタジオパパパには、女子美はもちろん、様々な美術学校の合格実績があります!
ここで、過去の合格実績についてご紹介させていただきます。
・東京都立総合芸術高校
・大泉桜高校
・自由の森学園
・武蔵野美術大学
・多摩美術大学
・女子美術大学
・東京都立大学
受験対策の指導は個別に行っており、生徒のレベルや目標に合わせた指導を行っております。
体験・見学も可能ですのでお気軽にお問合せください!
芸大卒の講師陣が受験対策を個別にアシスト
また、スタジオパパパに務める先生方は、主に東京芸大をはじめとした美大出身のスタッフであり、デッサンや平面構成等、美大・美術高校受験に関する知識も豊富です。
また、それぞれの先生方が専攻している学科は、工芸・工業系のデザインからファインアートにまで多岐に渡っています。
弊社に在籍する先生をリンク先にてご紹介していますので、是非ご覧ください。
材料は全部スクールで用意!手ぶらで通えます
また、スタジオパパパでは鉛筆・デッサンのモチーフをはじめ、受験対策に必要な画材を貸し出していますので、初回から道具の心配をすることなくお気軽に通うことができます。
もし自宅でもデッサンやクロッキーなどしたい、自分に合った道具を探したいといった場合でも、ご購入の前に先生方が道具についてアドバイスをしますので、その際にはお気軽にご相談下さい。
受験対策はもちろん、合格後の画塾として継続して通えます
スタジオパパパでは受験対策の他、基本的な美術スキルを伸ばしたり、発展的な技術を学ぶことも可能です!
主に大人の方向けに展開しているコースもご用意しており、合格後も長くレッスンしていただける絵画教室となっております。
まずは体験レッスンを!スタジオパパパで楽しくアートを学ぼう!
当記事では、女子美術大学付属中学校に落ちた後のこと、落ちた後の気持ちの持ち方、その後の受験対策についてお話ししましたが、いかがでしたか?
落ちたことで気落ちする気持ちはよくわかります。
もし女子美術大学附属中学校の受験に落ちた場合でも、落ちた後の気持ちを少しずつ切り替え、美術が好きという気持ちがあれば、また少しずつ画材に触れることを試してみてください。
受験対策に限らず、スタジオパパパでは自由に様々なことを試し、楽しむことができるので 今ご覧のあなたにお薦めかもしれませんね。
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