「美術に興味があって小学生のうちからぜひ美術を学んでみたい!」と考えているお子さん、または「小学生の頃から美術に触れて感性豊かな人間になって欲しい!」と思う親御さん、それぞれいらっしゃることと思いますが、たくさんある小学生向けの美術教室の中からどうやって選べばよいのかわからない方もいるかと思います。
そこで今回はそれぞれの美術教室でなにが違ってどのような特長があるのか、スタジオパパパが3種類に分けて解説いたします!
また、小学生が美術教室に通うことのメリットも合わせて解説しておりますのでぜひご覧ください。
小学生が美術教室に通い美術を学ぶメリットとは?
小学生が美術教室に通うことのメリットについて、最初にご紹介させていただきます。
小学生が美術教室に通うメリットとは、2つの「ソウゾウリョク」を豊かにできることが挙げられます。
想像力の豊かさ→夢やアイディア、他者への思いやり
創造力の豊かさ→具体的な発想、独自の着眼点が身につく
これらの2つのソウゾウリョクが伸びることにより、中学生を迎える前に頭を柔らかくし物事の捉え方を増やす事ができます。
ソウゾウリョクを豊かにすることによって得られるメリットは多く、創作活動を通して課題を自ら発見する力が身に着くほか、自己表現のスキルを磨くことができたり、また美術教育を通じて将来に役立つスキルも美術教室に通うことで得ることができます。
これからこのメリットについてさらに詳しく解説させていただきます。
小学生が美術教室に通うことで成長できる点
小学生が美術教室に通うことにより、学校の画一化された既存の課題ではなく、小学生本人が自分で考えたり失敗するような課題に取り組むことになります。
このような一見小学生には少し難しいと思えるような課題にも挑戦し、失敗やその失敗に対する工夫を考えたり、自らの工夫による成功体験などの自分の経験を増やしていくことを通じて、自分なりのオリジナルの課題を見出しながらそれを可視化した表現方法と自己表現のスキルを持って成長することができます。
情操教育における美術の役割
情操教育の中では絵画の学習などの美術分野での図画工作は非常に重要な役割を占めていると言われています。それは人・想いや考えと外の世界を結ぶ技術ともいえます。
人の心や感情を表現する能力を育むことは、協調性と独自性がバランスよく芽生える上で情操教育は重要な役割を担います。
子どもが実際に行う具体的な試みは、絵の具や色鉛筆、クレヨンで絵を描いたり、粘土で立体を作ったり、またはそれらを組み合わせた工作などをします。幅広い創作活動を通して自己表現をするという試みを繰り返し行うことで、成功や失敗を通じて経験値を増やし、それらの経験を通して学んだ自分の考えを他の子どもと共有し合います。
このようにして、情操教育を通し自己肯定感が高くなり、または自分の気持ちや考え、想いを表に出すことに抵抗感が少なくなり、自信を持てるようになります。
将来に役立つスキルを美術教室で得られる
今後はAIがより幅広く導入されてゆく、個性の時代とも言われています。
言われた事を言われたまま行う受動的な作業や連続した事務仕事はさらに機械やAIに取って代わられます。そのため、ひとりひとりが自分なりにゼロから1を考えて気兼ねなく発信するということが今の社会において必然的なスキルになりつつあります。
義務教育期間の中で、自分の想いや考え、感覚を作品制作を通して表現する。また、他人と考えを分かち合うコミュニケーション能力。義務教育に加えて、これらを育むことにおいて美術教室等での表現力を高めるトレーニングはプラスに働くでしょう。
小学生向けの美術教室はそれぞれ違った特長をもつ
小学生向け美術教室を選ぶ際に参考にしておきたいのが、小学生向け美術教室でどんな授業を行うか、またどういった特長があり何を学べるかが重要なポイントになっていきます。
ひとくちに「小学生向けの美術教室」といっても、美術分野自体がとても幅広く、それぞれの美術教室の特長は美術教室ごとに違います。
実際に通う際に教室の空間はどんな空気感であるかや、どれくらいの人数で授業が行われるものなのかは通われる小学生のお子様にはとても大事なポイントになります。
美術教室を特長ごとに分けると、大きく3種類に分類できます。
1つ目は地域密着型のいわゆる老舗の美術教室になります。2つ目は習い事としての美術教室です。採点方法や課題等が決まっている美術教室になります。
最後の3つ目に分類される美術教室は、小学生それぞれがワイワイと自由に遊ぶことを通じ、創作活動を行うような美術教室です。
それぞれの美術教室の特長を詳しくご紹介いたします。
①地域密着型の美術教室
1つ目の地域密着型の美術教室(いわゆる絵画教室)は、1980年代後半あたりから現れはじめ、それからずっと地域の中で老舗として根付いているような美術教室です。
画家や作家が自ら開業し、アトリエの一部を解放して美術教室として展開しているような美術教室を指します。
こういった美術教室は、小学生からも非常に人気もあり老若男女ともにとても親しまれている美術教室です。また、1つの美術教室あたりの人数はそこまで多くないため、小学生にとっても居心地が良い美術教室でもあります。
しかし、新型コロナウイルスの流行以降、近年ではこういった美術教室は激減しているのが現状です。もし小学生のためのアットホームでマイペースな美術教室の環境を求めているのであれば、こういった地域密着型の美術教室がオススメかもしれません。
②カリキュラムのある美術教室
続いて、2つ目が習い事としての美術教室になります。こちらは学校での美術の授業の延長であり、より応用した課題に取り組むというようなカリキュラムが用意されている美術教室になります。
このような美術教室では一つ一つの課題でやるべきことや目標設定が決められており、そのために必要な手段や解決方法もある程度決められています。さらに決められている手段の中での採点の基準も明確にあり、うまくいったかどうかのある程度の指標を美術教室の講師側が用意しています。
うまくできた、またはできなかった、もう少し頑張ろう、などの評価の基準が明確にあるこのような美術教室を利用することで小学生にとって、絵の技術的な部分での上達にはつながるかもしれません。
③遊びを通して自由に学べる美術教室
3つ目は遊びを通して自由に学べる美術教室です。
カリキュラムのある美術教室のように画一化された課題は無く、小学生たちがそれぞれ自由に創作活動に取り組める美術教室です。
また、講師もフレッシュな若者たちが小学生に直接サポートしているような新しい形の美術教室であることが多いです。このような美術教室では小学生が自由自在に立体から絵画まで幅広く制作ができます。
ときには小学生が名前がつけられないような創作行為をすることもあります。
ですが、そこで大人は小学生がやっていることが理解できるかできないかに関わらず、止めに入る事はなく、むしろより助長し、小学生本人の可能性を広げる手伝いをします。
同時に自分よりも一回り大きい年上の大人に直接触れることによって、良い刺激を吸収できる、新しい形の美術教室があります。
こういった美術教室では上手い下手の基準で小学生の創作を判断をしません。そのことにより、様々な創意工夫やアイディアなどが育まれる美術教室環境となっています。
この部分が実は美術分野以外でも応用できるという新しさや画期的な側面になります。
遊びを通して自由に学べる美術教室をお探しならスタジオパパパがおすすめです!
遊びを通して自由に学び、個性を伸ばす美術教室をお探しでしたら、当スタジオ「スタジオパパパ」がおすすめです。
今までご紹介した美術教室の3タイプの中でも、最後の3つ目の遊びを通して自由に学ぶことができる小学生向けの美術教室は他の2タイプに比べて数も少なく、また講師として若い大人が集まり小学生にそれぞれ自由に制作をしてもらうような自由な空間を持つ小学生向けの美術教室は珍しいといえるでしょう。
そこで、課題がなく、小学生たちが自由に制作できることが特長である小学生向けの美術教室のスタジオパパパをご紹介させていただきます。
遊びを通して自由に学べる美術教室ならスタジオパパパ
スタジオパパパでは壁や床全てをキャンバスとして絵の具を自由に使えます。子ども自身が作品として絵の具まみれになることもしばしばあります。
小学生たちがそれぞれ自由に遊ぶことを通し、美術教室の枠を超えて新たな学びを得ています。
また、小学生が自分より一回り大きい若い講師と直接やりとりを重ねて小学生自身の気づきを深めるだけではなく、小学生同士で自らの作品や創作活動に対しての意見交換を行う。あらゆる個性を持つ小学生の間のコミュニケーションを重ねていくことで、お互いに刺激を受け合える美術教室になっています。
3教室の中から通いやすい場所を選べる!
スタジオパパパは、練馬区に大泉学園教室、富士見台教室、豊島区に椎名町教室の全3教室あります。
ご自宅から通いやすい教室を選べるのも特徴です。どの教室も落書き自由な壁、手作りの椅子などがすべて絵の具だらけで普段の生活とはひと味違う美術教室空間です。
大泉学園教室はスタジオパパパ1番目の教室です。高い天井が特徴で、まるで洞窟のようなワクワク感があります。
富士見台教室は富士見台駅から徒歩7分でアクセスできる、2番目にオープンしたスタジオパパパです。
工作に使える様々な材料がたくさん並んでいて、「今日は何を作ろうか」と思わず考えたくなる、小学生の創作意欲を刺激するような美術教室空間です。
要町教室は遠くからでもわかる手書きの絵が目印の要町駅から徒歩7分でアクセスできる教室です。
落書き自由の壁には、小学生たちが自分で描いた絵を毎週代わる代わる貼ったりもしています。
「今日は何を作ろう?」
「できた!」
「もっとこれをやりたい!」
スタジオパパパの全ての教室では、小学生の子どもたちが伸び伸びと「やりたいこと」にトコトン取り組み、創作意欲を掻き立てる環境を整え、サポートしております。
まずは小学生の部の体験授業を受けてみよう
スタジオパパパでは小学生の部の体験授業の参加を受け付けております。入会の前にまずは体験授業を受けていただくことで、教室の空気や小学生ご自身がどう感じるかを実際に体感できます。
初めて会う他の小学生たちにちょっとドキドキするかもしれませんが、自分と同じくらいの年齢の小学生が何を作って、何を考えて創作活動をしているのかを自分の目で確認できるチャンスでもあります。
小学生が遊びを通して自由に学べるような美術教室にご興味がございましたら、ぜひスタジオパパパの小学生の部の体験にいらっしゃってください!